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反民主主義・中国へのABC-J包囲網、菅首相は静かに本気を示した

価値感共有という学術会議問題の意味

菅首相の一本背負い

「日本学術会議の6名任命拒否問題」に関する議論が姦しい。いまさら議論に割って入ろうなどと言う気は毛頭ないが、私は今のところ沈黙を保っている菅首相が「確信犯」であり、オールドメディアや共産主義・リベラル(いわゆる「偽装共産主義」)勢力は、まんまと術中にはまったのではないかと考える。

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菅首相は、官房長官時代に安倍首相のサポート役として活躍したが、その7年8カ月の間に元々すぐれていた人心掌握術を更に一層研ぎすましたように見える。特にオールドメディアとは記者会見などで長年にわたって接してきただけに、彼らの特質がよくわかっているようだ。

オールドメディアが慣れ親しんだ、かつての「官房長官」に遠慮会釈の無い攻撃をすることも「想定内」であり、むしろ緻密に計算されていたように思う。

菅氏は安倍政権の官房長官を務め「安倍首相」の後継者とされる。確かに政策の大筋などにおいてはそれほどのブレは無いだろうが、「手法」において「雲泥の差」があることを象徴的に示したのが、今回の「学術会議問題」である。

 

この「学術会議問題」に限らず、安倍元首相のどちらかといえば「受けて立つ」やり方に対して、菅首相は矢継ぎ早に「先制攻撃」を仕掛けている。