2020年10月14日(日本時間)、アップルは初の5G(第5世代移動通信システム)に対応したiPhoneシリーズの最新モデル4機種を発表した。それぞれの魅力を紹介する前に、まずはラインアップと発売日、価格をざっと紹介しよう。
新iPhoneシリーズ共通の注目ポイントはアップル初の5G対応と、全モデルが有機ELディスプレイを搭載したこと、IP68(水深6mで最大30分間)の耐水性能を実現したこと(iPhone 11もIP68だが水深2mで最大30分間)、セラミックシールド採用によって画面落下耐性が4倍にアップしたこと、マグネットで充電器とつながって充電できる「MagSafe」充電に対応したことが挙げられる。
4G LTE時代からさらに高速・大容量通信が可能な「5G時代」がいよいよ到来したと言われる昨今、最新スマートフォンの注目ポイントの1つが「5G対応の有無」だ。
まだまだ5Gを利用できるエリアはほとんどないものの、数年以上利用するつもりであれば、今後エリアが拡充していく5Gを利用できるかどうかは重要なポイントになる。
日本向けモデルではさらに高速・大容量通信が可能な「ミリ波」の周波数帯には対応しないものの、これが生かされる場面は決して多くはないと考えられる。