太一のようにできない!日々のごはん、どうしたら?

確かに知識があれば、このような簡単美味しいヘルシー料理ができるのはわかった。しかし日々のご飯を作るのに、どんなことを頭に置いてご飯を作ればいいのだろうか。見原さんがおすすめするのは「定食」や「カラフルな彩りの食事」だという。

「主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物というこの基本的な組み合わせが健やかな体づくりには理想とされています。定食の形というとイメージしやすいのではないでしょうか。
あとはカラフルな彩りの食事を意識するというやり方もあります。
赤(トマト、パプリカ、いちご等)、橙(ニンジン、オレンジ等)、黄(かぼちゃ、レモン等)、白(大根、カリフラワー等)、黒(ひじき、ごま、こんにゃく、ごぼう等)、緑(ブロッコリー、オクラ、ほうれん草等)、紫(紫たまねぎ、なす、ぶどう等)。
一度に食材の栄養を覚えるのは難しいと思いますので、はじめは『定食の形』や『カラフルな食卓(+タンパク質)』から試してみると良いと思います」

さらに、自分の定番料理を決めておくのも良いという。

「栄養バランスのとれた定番料理を自分の選択肢として持っておくと献立を決めるのにも迷わないので役立ちます。トップアスリートでも『朝食はこのバランスのとれた組み合わせのメニュー』と決めて毎朝同じものを食べ続ける人もいます
旬の食材を積極的に取り入れるのもおすすめです。旬の食材は美味しいだけでなく栄養も豊富で、食卓で季節を感じることで味わいも一層深まります。風情があるというだけでなく、美味しさを味わうというのは食べることへの集中につながり、内臓の働きをよくして消化吸収を促しますので栄養がしっかり体に届きます」

プロの太一のようにはできなくても、心と体に届くご飯を作りたい!と思ったらできることからやってみたい(C)見原由真/小川錦/講談社『アスメシ』1巻より