手入れして使い続ける「一生もの」を手に入れる喜び

それから、僕は最近、『EYEVAN』(アイヴァン)でべっ甲の眼鏡を買ったのですが、その値段はなんと、120万円。眼鏡の値段としては高いとは思いますが、一生ものの眼鏡を持つんだという決意が生まれて、代々受け継いでいくイメージで購入しました。これだけ思いを込めて買ったものは、絶対に丁寧に大切に使うはずだから。
べっ甲という天然の素材は、使うほどに微妙に色が変化して、磨けば輝きを取り戻し、何より修理できるのがいい。手入れをしながら長く使い続けることができます。シンプルなデザインで、これ見よがしな感じがなく、控えめなものを選びました。

代々受け継がれるものというと時計が思い浮かびますが、時計よりも自分の近くにあって、自分が見つめているものを共に見つめていると思うと、より一層、愛着を感じます。また、『EYEVAN』というブランドは、石津謙介さんが創設したヴァンヂャケット山本光学が“着るメガネ”をコンセプトにスタートさせたアイウェアブランドで、デザイン性の高さや、本物を追求し、いいものを末長くというブランドの姿勢にも共感できます。

手に持ったときの柔らかさ、心地よさは※辻村さんの茶碗と同じで、常に触っていたいという気持ちになり、愛着がわきます。

シンプルなデザインで派手さはなく静かに存在感を放つ、EYEVAN(アイヴァン)のべっ甲の眼鏡。
「経年優化」で魅力が生まれ、愛着度合いが増す楽しさ。