ユニクロも売り場を充実…「マスク」への対応の違いで、ブランド売上に明暗が分かれていた…!

磯部 孝 プロフィール

サングラスやストールの代わりにマスク

マスク展開の後発組だったユニクロでも、サイズ別マスクを中心に、マスクをしていても曇りにくいプロテクションサングラスや乾きやすさが特徴の抗菌ハンカチなど関連商品の陳列とともにマスク売り場を作っている。

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いわゆる「顔まわり」という新たな服飾カテゴリーの登場なのだ。良きにつけ悪しきにつけ外出時には必ずマスクを顔に装着するわけで、そこに帽子、マフラーorストール、サングラスとあってはしつこく感じてしまうのが、今の生活者の気分。服飾雑貨の売上不振の一因と考えられなくもない。

実際、マスクを装着するだけで口元は隠れて見えない。そこにサングラスで目を隠し、ストールで首元、帽子で頭まで隠してしまったら、それこそ漫画に出てくるような犯人のようになってしまう。今の服飾・雑貨の売上不振は、こうしたマスク装着だけで充分、といった生活者心理の表れかも知れない。

だからこそ、アパレル小売りはマスク売り場を充実させる必要がある。人の好みは千差万別、ニーズに応えた品揃えから、素敵なコーディネイトグッズとしての提案まで。ウィズコロナ時代にあった商品提案力が必要なのだ。