ユニクロも売り場を充実…「マスク」への対応の違いで、ブランド売上に明暗が分かれていた…!

磯部 孝 プロフィール

ついには専門店も登場した

10月に入ったばかりの日曜日の昼下がり、平日はサラリーマンの姿や旅行客で賑わうはずの東京駅周辺はすっかり静まりかえっていた。こうした雰囲気の中、八重洲地下街で行列を作っている一角がある。

それが「mask.com」(マスクドットコム)。イオングループの株式会社コックスが先月8日にオープンさせたマスク専門店だ。売り場面積は19.07坪で500円から10万円までのマスクを、ファッション性や機能性に特化させて200種類以上を取り揃える。またマスクコンシェルジュが一人ひとりに合ったマスクを提案する。

店内の密を避ける意味もあり入場制限をかけていたこともあって、その日、最後尾では約30分待ちという状態だった。

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半年前のマスク不足時ならともかく、今ではコンビニでも不織布からガーゼマスク、一体型のポリウレタン素材のマスクまで手に取ることができ、「超快適」、「やわらか」、「ラク」など注意を引くようなコピータイトルのついたマスクが所狭しと並んでいる。

ニトリでも「個別包装」の50枚入りの箱マスクが300円値下げして人気を呼んでいるようだ。

このように現在ではマスクを手に入れるのにさほど労力はかからない。それなのに行列まで作ってマスクを手に入れようとする心理とは何だろう。