たった10本のネギが残り200万本の価値を爆上げ! ネギ1本1万円で売る男

なぜネギ1本が1万円で売れるのか?(10)
清水 寅

ネット通販のおかげで4Lが売れる

スーパーや飲食店との直取引では、農協に出すときほど規格をうるさく言われませんが、さすがに4L、5Lとなると「並べる棚がありません」と嫌がられます。うちとしても、そもそもそれを梱包できる段ボール箱がなかった。

だから、こうした規格外のネギは、ずっと自分たちで食べていました。「サクランボでいったら特秀なんだけどなあ」なんてボヤきながら。ネット通販のおかげで、こうしたネギも商品化できるようになったわけです。

『ねぎびとカンパニー』HP

真の葱が毎年売り切れるように、贈答用ネギを買ってくれるお客さんはたくさんいます。毎年、モナリザ、真の葱、寅ちゃんねぎを全部注文されるネギマニアの方がいる。僕の知り合いで「真の葱を1000箱送ってくれ」と言ってきた人もいました。

 

世の中にはお金持ちがいっぱいいます。1本1万円のネギは無謀な価格設定のように見えますが、限定品として販売するかぎり、売れ残りリスクはない。逆に、それが売り切れることで、うちのブランド価値は高まる。