時間と手間がかかる…

実は調理の中で一番時間を取られるのは「切る」という作業とご存知でしたか? 私の長い料理人人生の中で「切る」という作業が一番大変で面倒でした。

その時に使う野菜を洗い、皮をむき、切り、容器に入れてそれからようやく加熱調理です。さらに、まな板を洗い、包丁を洗い、水気をふき取って…「切る」という作業は大変時間と手間がかかるのです。

けれども、時間のある時に野菜を切って冷凍しておけば、忙しい朝にさっと味噌汁や煮込みうどんを作れます。一人の昼ご飯に簡単に中華丼や野菜いっぱいの焼きそばなどができます。夕飯にも一品足りないときに小松菜のおひたし、と選択肢が広がります。

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大型野菜は食べきれず困ってしまうという声をよく聞きますがご自宅で時間のある時にカット野菜にして冷凍しておくだけで無駄も防げます。これからが旬の冬野菜に脂ののった鰤やタラを入れて発酵食品である味噌や塩こうじで味付けし、たっぷりの刻み生姜を入れて食べる鍋は一気に寒くなったこの季節におすすめのメニューですよ。

これから冬になり、根菜や白菜がおいしくなる時期です。根菜たっぷりの鍋は体を温め、腸内環境も整えます。今年はコロナ禍の上にインフルエンザも心配な時期になるため、免疫力と腸内環境にはより注視したいところ。冷凍食品やレトルト食品を上手に活用して乗り切りたいものです。