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中国経済が「V字回復」だって…? 習近平がまきちらす「大嘘」と「ヤバい現実」

福島 香織 プロフィール

瀕死の店が「延命」

国慶節連休では上半期にほとんど売り上げがなく瀕死の実店舗の多くも、延命のチャンスを得ることができたという。

オンラインショッピングと実店舗をつなげるアリババのニューリテール戦略として2016年から登場している新たな食品飲料小売り業態「盒馬」のデータによれば、国慶節期間中、盒馬での直接予約の半製品おかずや完成品おかずの売り上げが大きく伸びている。たとえば成都では、半製品おかずの売り上げは前年同期比35%増となった。盒馬はネット販売と実店舗をリンクさせた形式のストアで、普通のストアのように買い物もできるがネット注文したもの実店舗で見定めて買うこともできる。

Eコマース大手の京東ビッグデータ研究所の統計では10月1-4日の消費は、上半期以来新型コロナ肺炎の影響で、消費行動が引き続きオンライン化していることもあり、中秋節の伝統もあって、食品飲料、家電、アウトドア、宝飾品に至るまで、昨年の国慶節週間をはるかに超えているだけでなく、5月のメーデー連休も超えている。

ショッピングに出る人は増えてきた photo/gettyimages
 

特に宝飾品は、新型コロナ肺炎の影響で数か月会えない恋人に対する愛情の証として購入されるケースが多いという。今年上半期から、新型コロナ肺炎で延期されていた結婚式が国慶節休みに集中したことも、宝飾品の売り上げ急増につながっているとか。シルバーの指輪は前年同期比100%増、ネックレスは前年同期比2633%増、ダイヤのネックレスは前年同期比121%だという。