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中国経済が「V字回復」だって…? 習近平がまきちらす「大嘘」と「ヤバい現実」

福島 香織 プロフィール

旅行も、映画も、デリバリーも…!?

例年の秋の連休時期は、家族旅行よりも、カップルや友人同士の旅行が目立ったが、今年は「まるで春節休みのような国慶節連休」であったという。中国では春節は伝統的に家族と過ごす、というイメージがある。

フリギーのプラットフォームを使った予約では、この国慶節連休は民宿の予約が前年同期比で68%増だった。都市近郊の農村民宿の人気が高まっており、家庭型、コテージタイプの民宿の予約が比較的増えている。これも、家族旅行の増加傾向の証左といえる。

また、今年の国慶節は、新型コロナ肺炎でながらく自粛傾向であった映画館の営業が大々的に再開されており、映画の興行成績も回復。特に3人分のチケット予約が前年同期比68%増で、やはり親子3人で映画を見に行くケースが目立ったという。

映画館には人が戻ってきた…? photo/gettyimages
 

公開初日からダントツの興行成績を示しているアニメ映画「姜子牙」は、大人の鑑賞にも耐えうるディズニー的芸術アニメとしての前評判が高いことも、家族客を映画館にひきつけた。昨年の国慶節アニメ映画の売り上げ、動員数ともに1254%増、1102%となった。

一方、新型コロナ肺炎で「三密」回避を気にするようになった消費者が増えたため、国慶節の観光地でもテイクアウトやお取り寄せ、デリバリー業界の景気がよかった。