中国経済にいま本当に起きていることとは…? photo/gettyimages
# 中国

中国経済が「V字回復」だって…? 習近平がまきちらす「大嘘」と「ヤバい現実」

合言葉は「リベンジ消費」

中国の今年の国慶節連休は中秋節が重なり、例年よりも1日多い8連休(10月1日~8日)だった。この連休は、中国は新型コロナ肺炎の流行で消し飛んだ今年の春節連休、そして5月メーデー連休の「リベンジ消費」が合言葉だった。果たして「リベンジ」は成功したのか。

「リベンジ消費」、中国語でいうと「報復性消費」とは、新型コロナ肺炎の自粛、移動制限によってたまっていたストレスを発散し、これまで我慢してきた分を埋めあわせるために一気に消費行動が増えるという意味だ。連休の中日の10月4日までの統計をもとに、中国メディアは、中国のリベンジ消費心理が全面的に爆発しているとして、中国消費の完全復活を喧伝している。

中国経済が大復活しているというが… photo/gettyimages
 

中国文化観光部の統計によれば10月1-8日の国内観光客はのべ6.37億人、観光収入は4665.6億元。昨年の国慶節連休全体の国内観光客総数はのべ7.82億人、観光収入は6500億元。全年同期比で、それぞれ79%、69%の回復率だ。

Eコマース最大手のアリババが6日に発表した「アリババ2020年10月1日連休消費情勢リポート」によれば、新型コロナの影響で“おうち消費”“巣ごもり”の概念が広がったことから、「家族」が国慶節連休の消費のテーマになったという。

たとえば中国最大の旅行販売プラットフォーム・フリギーの統計によれば、今年の国慶節連休は家族旅行が比較的多く、家族3人以上のまとまった航空券販売が5月連休時期と比べると160%増。また家族旅行向けのホテル予約も77%増、親子の入場券セットなど30%増という。