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サムスン、LGが業績好調…なのに世界の投資家が「韓国株」を買わない深いワケ

基礎研究力に不安がある
真壁 昭夫 プロフィール

バッテリーに関してはサムスン電子のスマートフォン、“ギャラクシー・ノート7”などの発火問題も記憶に新しい。

両社のバッテリーの発火問題は、韓国企業が十分な基礎研究を行う力を持たないまま、その応用に踏み切った可能性を示唆する。

 

その見方から米中対立が先鋭化する中で韓国企業が世界から必要とされる最先端の技術を生み出すことは難しいのではないかと警戒する主要投資家は増えつつある。

半導体分野でサムスン電子は中国企業の追い上げに直面している。

半導体製造装置、高純度のフッ化水素やレジストなどの資材面で、韓国は依然としてわが国に依存している。

コロナショックなどの変化に機敏に対応してサムスン電子とLG電子が業績拡大を実現したことは重要だが、それが韓国経済を支える大手財閥企業の長期の競争力発現につながるとは言いづらい。