日本の凶悪バラバラ殺人犯が南アフリカで「17年も野放し」だったワケ

警察組織の腐敗の実態
時任 兼作 プロフィール

「まさに、紙谷らが南アフリカに逃亡したときの警察長官が、2000年に就任したセレビだ。ちなみに、このセレビの在任中に使われていた南アフリカ警察幹部の公用車が、日本国内で盗まれた盗難車であったことも2007年に発覚している。逮捕要件となった賄賂を渡していた人物も、正体はビジネスマンと言うより麻薬取引業者。つまり、南アフリカ警察は犯罪集団に近い。

そのあとを継いだセレ長官がやはり汚職で更迭されてからもう8年が経つが、南アフリカ警察の体質は変わっていないとみられる。犯罪者にとっては天国のような国だ」(前出の警察幹部)

もしコロナが蔓延していなければ、殺人犯はいまなお遠く離れた異国・南アフリカでのうのうと暮らしていたことだろう。