2020.10.17
# コンビニ

売上2倍!「ペヤングソースやきそば」が自主回収騒動からV字回復できたワケ

「災い転じて福となす」を現実化
長浜 淳之介 プロフィール

SNSでバズる新商品が次々と

しかし、品質管理の徹底と、定番ロングセラー商品の変わらぬ人気だけでは、ここまでの成長は不可能だ。先述した、怒涛のように新商品を投入している効果が表れている。その切っ掛けとなったのは、12年の「ペヤング激辛やきそば」の成功であった。

「激辛!ペヤングやきそば」と「ペヤングやきそば アップルパイテイスト」(筆者撮影)
 

同社・広報は、「激辛やきそばがヒットしてからは、弊社の商品はSNSで話題になりやすく、YouTubeでも取り上げていただく機会が多くなった」としており、SNS等で載せたくなるような商品作りを心掛けている。

ちょうどその頃は、「少女時代」、「KARA」等の韓流アイドルグループが人気を博し、コリアン風に味付けた料理にも人気が集まっていて、時流を捉えたヒットとなった。

また、16年度の日本食糧新聞社「食品ヒット大賞・優秀ヒット賞」では、「ペヨング ソースやきそば」が「優秀ヒット賞」を「一般加工食品部門」にて受賞している。

「ペヨング ソースやきそば」とは、「ペヤング ソースやきそば」から、かやくの肉を抜いて、50円ほど安価で販売した廉価版の商品。16年3月に発売されると、「ペヨングとペヤングはどこが違うか」、SNS上で検証する投稿が相次いだ。

ペヤングの偽物かと騒がれた、「ペヨングやきそば」
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