amazon帝国を率いるジェフ・ベゾス photo/gettyimages

「デジタル後進国」日本で、もしも「ジェフ・ベゾス」がデジタル庁長官になったら…!

もしジェフ・ベゾスが「デジタル庁長官」になれば…

「Still day1」とは、アマゾンを創業したジェエフ・ベゾスが、グループ企業の社員や株主たちに今でも宣言している言葉である。

「毎日が創業日」――。

変革を繰り返し行うためには、常にスタートアップの気概や企業DNAが必要だとベゾスは誰よりも知っている。

日本でデジタル庁の準備室が設置された。菅義偉首相の慧眼には敬意を表したいが、デジタルトランスフォーメーション(DX)の本質を踏まえて戦略の策定・実行でなければ、残念ながらとん挫するだろう。すでに世界のDX、さらにはプライバシー重視とデータの利活用を両立させるという欧米での趨勢から3~4周も遅れてしまった日本は、正念場を迎えているというほかない。

デジタル庁構想も一筋縄ではいかない… photo/gettyimages
 

そんな日本で、もしもジェフ・ベゾスがデジタル庁長官に任命されたなら……。彼はいったい、日本のデジタル化をいかなる戦略のもとに進めるだろうか。

ベゾス・ウォッチャーを自負する筆者だが、同時に長年にわたり国家、企業戦略を考察してきた経験から、どうしても検討してみたいテーマである。ひとつ、お付き合いいただければ幸甚である。