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髪の毛は1日に何本くらい抜けている? 総本数は約10万本ですが…

10月20日は「頭髪の日」

今日、10月20日は、「10(とう)20(はつ)」という語呂合わせから、日本毛髪科学協会によって「頭髪の日」と定められています。

日本毛髪科学協会は、毛髪と皮膚についての正しい知識を普及するために1966年に設立され、現在は公益社団法人として活動する団体です。「頭髪の日」の前後およそ1ヵ月を「毛髪衛生月間」として、例年、無料相談などを開催しています。

年齢や性別にかかわらず、何となく生え際が気になる方は多いのではないだろうか Photo by iStock

髪の毛は1日に何本くらい抜けている?

頭髪についての悩みといえば、抜け毛ですね。しかし、髪の毛が抜けること自体が問題なのではありません。髪の毛には寿命があり、ある程度成長すると抜けるようになっているのです。

ちなみに平均的な人では、1日で約100本の髪の毛が抜けていると言われています。これはかなり大きな数のようにも思えますが、髪の毛の総本数が約10万本であることを考えると0.1パーセントにすぎません。

 

問題は、髪の毛が抜けた毛穴から新しく生えてくる髪が順調に成長しないことです。毛穴の奥の毛根を包む毛包という部分が十分に成長しなくなると、太くて長い毛髪が育たなくなってしまい、しかも成長しきらないうちに抜ける恐れもあるのです。

髪の成長を妨げないようにするには、血流に気をつけるべきだとされています。体の血の流れが悪くなると、頭髪やそれを支える頭皮に影響が及びます。髪の原料であるたんぱく質が行き渡らなくなり、成長が阻害されるのです。

油物ばかりの食事や喫煙は、動脈硬化を進行させて血行を悪化させるので髪の毛によくないのです。

油物に含まれる脂質は血中のコレステロール値を上昇させ、動脈硬化を進行させる危険があるとされる Photo by iStock

逆に、たんぱく質の合成に役立つビタミンやヨウ素を含む緑黄色野菜や海藻類は、毛髪に良いとされています。ただし、栄養の偏った食事はかえって悪影響を及ぼすので注意しましょう。抜け毛を予防、抑制するには、医師との相談なども踏まえた栄養バランスの良い食事や、健康的な生活習慣が大切なのです。