2015年、ハリウッドで行われたワールドプレミア上映会に参加した三浦春馬さん photo by gettyimages

相次ぐ芸能人の自殺…SNSで飛び交う「憶測」の理解しがたい危険さ

残された人々を傷つけている

自責の念を抱きやすい

故・三浦春馬さん(享年30歳)が出演していたTBSの連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(火曜後10時)の放送が10月6日、終了した。

当初は全8話の予定だったが、三浦さんの急死により、全4話に短縮された。放送終了と同時に「春馬くん ずっと大好きだよ キャスト・スタッフ一同」という追悼メッセージが流れた。

2015年、ハリウッドで行われたワールドプレミア上映会に参加した三浦春馬さん photo by gettyimages

技術会社社員によると、TBSのドラマ制作スタッフの中には心の不調をおぼえている人がいるという。三浦さんが自死したのは7月18日。その前日までスタッフたちは一緒に撮影に臨んでいたのだから、辛く苦しいのは想像に難くない。

どんな職場であろうが、仲間が他界したら、衝撃が走る。動揺が広がる。同僚たちは悲嘆に暮れる。加えて、自死の場合、違った感情も生まれる。自責の念だ。それは芸能界とて同じである。

 

北九州市の「いのちとこころの情報サイト」によると、自死の場合、遺族は「なぜ気づいてやれなかったのか」などの強い自責の念を抱きやすい。それは近親者や仕事仲間も同じとされている。

その上、三浦さんの死についてはTBSのドラマ制作スタッフに非があったかのようなSNS上の一部書き込みを見受ける。これをスタッフが目にしたら、より傷つくに違いない。TBSに限らず、テレビマンも生身の人間なのだかから。