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東大劣化の象徴…総長選「消された音声データ」の中身が示す「ヤバい実態」

一体、何を封印したかったのか

東大総長選が揺れている

東京大学が総長選を巡って揺れている。

10月2日、新総長に藤井輝夫副学長を選出したが、その選考過程に疑義ありとして、元理事、学部長、研究所長、教員などから質問状や要望書が相次いだ。

選考に当たった東大総長選考会議の小宮山宏議長は、ノーベル物理学賞受賞者で東大宇宙線研究所長の梶田隆章氏ら有志の「公平性・透明性に問題がある」という要望書に対し、「選考会メンバー全員で丁寧な検討を行い、最終的には合議により3人の第2次候補者を選出した」と、回答した。

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また、新総長選出後、次のような談話を発表している。

「今回の総長選考にあたって、選考プロセス等に関する要望を多方面からいただいたことを真摯に受け止め、総長選考の在り方について、検証と改善に取り組んでいく所存です」

だが、真摯に受け止めていたとは思えない事態が発覚した。NHKが、候補者を絞り込む選考会議を記録した音声データを、大学事務局が消去していたことをスクープした。

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