テレビが報じない「GoToキャンペーン」の異常なウラ側

安い宿や無名観光地はガラガラ
週刊現代 プロフィール

JTBがウハウハ

同じGoToキャンペーンの「GoToイート」にも大きな穴が開いている。GoToイートは地域の販売窓口でプレミアム付き食事券を購入するやり方と、「食べログ」などのサイトを通じて予約し、付与されるポイントを使うというやり方の2つがある。

後者は一人当たり、ランチでは500ポイント、ディナーでは1000ポイントが付与される。

「予約した飲食店でいくら使わなくてはいけないといった規制がないのです。そのため、飲み物1杯だけ注文して退店すれば、差額分のポイントは丸々得することになる。

一回につき1万ポイント(10人分)までという上限があるとはいえ、利用回数に制限がないので、積み重ねればかなりの額になる」(都内飲食店関係者)

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GoToキャンペーンについての問題を追及している、立憲民主党の川内博史代議士が語る。
「持続化給付金では組織的な詐欺による不正受給が横行しました。GoToトラベルでも、同様の事態が起きる可能性はあります。

たとえば、協力者を集め、旅行代理店や困窮している宿泊施設などと組み、実際よりも多く宿泊したことにして、差額を不正に受け取るということもできてしまう。最初の制度設計の時点で、問題があまりに多すぎるのです」