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離婚後、元妻が住む家のローン支払いで「借金地獄の危機」に陥った49歳男の悲劇

そうならないために、何をすべきか

元妻が住む家の住宅ローンがのしかかり…

東京都内に暮らすKさんは現在49歳、5年前に自分の浮気が原因で協議離婚をした。

離婚の条件は、自宅の住宅ローンをKさんが払っていくが、そこには元妻と子供二人が住み続けること、子供たちが成人するまで養育費を払っていくことだった。元妻は仕事をしていたが、収入が少なく、住宅ローンを借り換えることや払っていくことは厳しかった。しかし離婚の条件は、彼女と子供たちが絶対にこの家に住み続けることだった。

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離婚協議書を作り、お互いに合意した。浮気をする前から夫婦関係は破綻していたが、子供に罪はなく、頑張って住宅ローンを払っていこうとKさんは決意した。

その後、Kさんは浮気相手と再婚し、子供ができた。離婚時は会社員だったが、映像関係の仕事で独立し、自営業になった。独立当初は仕事もうまくいっていたが、収入が安定しない時期もあり、再婚した家庭の家賃や生活費の負担が徐々に重くなってきた。

それに伴って、元妻への支払いの養育費月額6万円と住宅ローン月額9万円の支払いも厳しくなってきて、住宅ローンを滞納するようになり、養育費も遅れがちになってしまった。

元妻からは養育費の督促のメールが届く毎日。そして、とうとう住宅ローンを半年滞納してしまい、銀行からは滞納分を一括返済しないと、住宅ローン残高全額を一括請求し、それが支払えなければ、自宅を競売にかけるという通知が来た。

滞納分を一括で払う余裕もなく、売却することを考え、元妻に事情を連絡した。しかし妻は怒り心頭で全く話にならない。売却をしたくても元妻と子供が住んでいる状況では売れない。どうにもできずに督促状も放置していると、裁判所から競売開始決定通知が届いてしまった。