ネギ1本を1万円で売る驚異の男が、「とにかく日本一」を目指したワケ

なぜネギ1本が1万円で売れるのか?(5)
清水 寅 プロフィール

それでもネギ畑を増やし続けた

師匠の忠告はまったく正しく、一日20時間働かないと、1町歩は栽培できませんでした。ずっとスポーツをやってきた僕でも、しんどくて死ぬかと思った。

それでも、畑は増やし続けました。2年目には2.7町歩。師匠が若い頃、最大でやったのが2.2町歩です。2年目にそれを超えた。

3年目には、さらに倍の5.4町歩。5年目には7町歩、7年目に9町歩、8年目に10町歩と増やしていった。

『ねぎびとカンパニー』ネギ畑
 

作物を作っていれば農家と呼ばれるわけではありません。地元の農業委員会で認定されて初めて農家を名乗れる。僕は最初、そんなことすら知らなかった。僕は農業を始めて2年目の年に、農家として認定された。そういう意味で2年目の年が、正式な新規就農の1年目ということになります。

3年以内に日本一になるのが目標だったので、全国の農業改良普及センターに電話をかけまくりました。弟子と二人で、朝8時から夕方5時まで、2日間、電話しまくった。

「新規就農2年目で5.4町歩を栽培しているネギ農家はいますか?」

編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/