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高級住宅街・芦屋に異変!「価値低下」を住民が憂うワケ

違法民泊、外国人の流入…

外国人の流入で“芦屋ブランド”に異変

全国有数の高級住宅街として知られる兵庫県・芦屋が今、揺れている。

芦屋といえば、プロ野球選手や政治家、実業家など数多の資産家が居住地としていることで広く知られた町だ。大正~昭和初期に活躍した実業家が、西欧文化を上手く取り入れ街に寄与したことで、華麗な発展を遂げたとされている。

富裕層を引きつけるのは、住宅都市としてのまちづくりを進めてきた閑静な住宅地に、子育ての上でも非常に高い水準を保ってきたこと。そして何より、“芦屋住まい”という社会的なステータスがその理由に挙げられるだろう。

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ところが、ここ数年の間でブランドの根幹が揺るぎ、先人達が育んできた価値が様変わりした、という声が出始めているのだ。山手側の高級住宅街に住む、某有名企業の役員がいう。

「同じ芦屋でも、代々続く名家か成金かによるヒエラルキーは昔から存在していた。40年ほど前だと、いくら金があっても素性や商売の内容によっては芦屋では家は購入できない、という話しもあったくらいですから。

ところが、2010年以降は中国人を中心とした外国からの富裕層がセカンドハウスとして、また投資目的で芦屋に進出してきたんです。その結果、より不動産価値は高まった面はあるかもしれませんが、外国人の大量流入を一部の住人は煙たがっています。以前であれば顔見知りだったご近所さんも、知らない顔が増えましたね。

さらに浜手側やJR付近でもマンション開発が進み、この傾向はより顕著になっています。結果的に、騒音やごみ問題などで芦屋の民度が下がっている、という懸念が住民にも浸透し始めました」