予約殺到!PS5が可能にした「劇的に進化したゲーム体験」とは何か

「最速」実機体験レポート!

いよいよ発売!

11月12日、新型ゲーム機「PlayStation 5」(以下PS5)が発売になる。その2日前、11月10日には、マイクロソフトも「Xbox Series X」「Xbox Series S」の発売を予定しており、2020年は、久々にゲーム機が大幅に進化する年になる。

先日、一部プレス関係者を対象に、PS5の体験取材がおこなわれた。そこでわかったのは、PS5の提供する「ゲーム体験の進化」のカギを「コントローラー」が握っている、ということだ。

そのキーワードは、「音」と「振動」──。グラフィックや性能の進化に合わせ、コントローラーでの演出によってゲーム体験を劇的に変えていくことが、満を持して投入するPS5でのソニーの狙いだったのだ。

【写真】今回ゲームプレイを体験したPlayStation 5PlayStation 5。今回は実際にこの実機を使い、ゲームプレイを体験した

体験取材後、PS5の特徴を活かしたソフトである「ASTRO's PLAYROOM」のディレクターを務めるニコラ・ドゥセ氏に、開発の秘密をインタビューした。そこから見えてくる、「音と振動によるリアリティ追求」の世界を紹介しよう。

新たに採用されたアプローチ

まず、PS5がどんなゲーム機なのか、基本をおさらいしておこう。

PS5はその名のとおり「第5世代目のPlayStation」であり、現行商品であるPlayStation 4(PS4)とは互換性をもつ。したがって、ゲームの体験そのものとしてはPS4から地続きで、それが進化したような部分が多い。

PS4では「2K(フルHD)基本・4K対応」だったものが、PS5では「4K基本・8Kにも対応可能」へと進化し、反射・光の表現をより忠実に再現する「レイトレーシング」がゲーム内で使えるようになる。ビジュアルの進化は当然であり、PCの世界における技術革新に歩調を合わせたもの、といっていい。

とはいえ、「画質云々はもういいや」と思う人もいるかもしれない。もちろん映像が美しいに越したことはないが、それは初代PlayStationが登場してからの過去25年間、ずっと繰り返されてきたことでもあるからだ。

そこでソニーは今回、PS5では"異なるアプローチ"を併用する。

PS5が採用する異なるアプローチとはなにか? それはゲーム体験において、どういう影響をもつのか?

──実機でゲームをプレイしてみると、「なるほどこういうことか」とわかってくる。