33歳専業主婦が呆れた…ホテルで年下女と密会していた夫の「ヤバい言い訳」

結婚して4年目の悲劇
梅原 ゆかり プロフィール

「たしかに部屋に一緒にいました。しかし、私も小森さんも、大の大富豪(トランプのゲーム)好きなので、部屋の中ではトランプをしていました」

由紀さん側からはご丁寧にも、トランプの写真も書証として提出しました。

 

立証ができない

訴訟が間もなく尋問になる頃、純一さんは「もう一緒にはやっていけない」と告げて、敦子さんと共に暮らしていた賃貸の部屋から出ていきました。しばらくは結婚前に蓄えた貯金で家賃や生活費を払っていた敦子さんですが、貯金を切り崩していくことには不安を覚え、結局、敦子さんもその部屋を出て実家に戻り、そして再就職して収入を得ることにしました。

訴訟では、敦子さん側に「部屋の中でトランプではなく不貞行為を行なっていたのだ」という事実の主張立証責任がありますが、部屋の中に踏み込んだわけでもないため、その立証はできません。

他方で純一さんから離婚を求められていた敦子さんは、不貞の立証はできていないものの、敦子さんに対して不快な思いをさせたことには違いないことを指摘し、由紀さんから200万円の慰謝料を支払わせ、そして純一さんとも離婚をする旨の和解で、訴訟を終了させました。

純一さんは、由紀さんが敦子さんに訴えられたとき、すぐ法律事務所に由紀さんと一緒に訪れました。そして純一さんは、由紀さんとの関係について弁護士から問われると、「ホテルの中ではトランプをしていました。本当です」と答えました。由紀さんの代理人になる弁護士は、その後も何度か、本当に何時間もトランプをしていたのですか? と質問してみましたが、純一さんも由紀さんも嘘のない表情で、本当です、トランプです、と答えましたので、弁護士はそのとおり訴訟上で主張を展開したのでした。

純一さんと敦子さんとの離婚が成立した2か月後、由紀さんの代理人をしていた弁護士の事務所に、一通のハガキが届きました。それは、純一さんと由紀さんが結婚した旨の報告のハガキでした。純一さんと由紀さんが本当にホテルの中でトランプをしていたのか、それとも、由紀さんの代理人弁護士にさえ秘密を明かさず、実は不貞行為に及んでいたのかは、いまだに謎です。

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