33歳専業主婦が呆れた…ホテルで年下女と密会していた夫の「ヤバい言い訳」

結婚して4年目の悲劇
梅原 ゆかり プロフィール

ホテルの構造上、部屋からは一度フロントの前を通らねば駐車場には行けません。敦子さんはロビー階のソファで、純一さんとその相手が出てくるのを待ちました。待機を始めてから1時間半ほど経ったころ、純一さんと背の低い女性が、手をつないでフロント前を歩いている姿を目視しました。敦子さんはスマホでGPSを見ていた時と同じように、驚くほど冷静に、二人の姿を写真に収め、そしてすっくと立ちあがると、純一さんたちの前に立ちはだかりました。

「奇遇だね。何をしているの? なんて、愚問ね」と敦子さんが唐突に話しかけると、手をつないでいた二人はパッと手を放しました。敦子さんはにっこりとその女性を見つめ、そして「お名前は?」と聞きました。ここまで堂々とされると、女性に逃げ場はありません。「佐藤由紀、26歳、小森さんと同じ会社で働いています」。

敦子さんは、さらに由紀さんから由紀さんの住所を聞き出しました。由紀さんは、横浜市港南区の実家暮らし。純一さんは由紀さんと一緒に会社から横浜に向かい、そしてホテルで過ごした後、家まで送り届けてから帰宅していたのです。

 

敦子さんのファインプレー

敦子さんはすぐに法律事務所を訪ね、由紀さんを相手に損害賠償請求したいと相談しました。弁護士からは離婚意思を尋ねられましたが、その場では離婚についての意思は固まっていなかったので、離婚については、折を見て改めて意思確認をしましょう、ということになりました。相手の女性の名前や住所は、訴訟を起こすために必要不可欠な情報ですので、由紀さんからこれらを聞き出せたことにより訴訟に進みやすくなったね、と敦子さんは弁護士に褒められました。

敦子さん側の弁護士は、水曜日にもホテルに行っていること、金曜は19時半から23時までホテル内に滞在していたこと、もちろんホテルの部屋の中で不貞行為に及んでいることを主張しました。水曜と金曜にホテルに行っていることは証拠が残っていますので、由紀さん側の弁護士も、その事実については否定はしません。しかし、由紀さんからは、驚くべき主張が飛び出しました。

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