不妊治療の実体験をコミカルに漫画化

胸の谷間に「ブツ」を挟み、電車で移動する目野真琴。彼女は体外受精のために、不妊治療クリニックに向かっている。そう、そのブツとは、夫の精子が入った試験管である

そんな不妊治療の「変」な部分に戸惑いながらも、持ち前の明るさで乗り切る女性を描いたコミックエッセイが『構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない。』(Palcyで連載後、単行本化)だ。

作者は主人公と同じ名前の目野真琴。つまり、これは作者の実体験でもある。深刻に描かれがちな不妊治療というテーマをコミカルに描いたのには、筆者の目野さんのある思いがあった。

「一般的に『不妊治療はつらい』というイメージがあると思いますが、それは事実で、私たち夫婦も例外ではなく肉体的・精神的な不安に加え、時間的拘束、費用の面でもかなりの負担でした。

でもコメディタッチで描くことで、少しでも治療に興味のある読者の方に明るい気持ちになってもらえれば、という思いからこの作品を描きました」(目野真琴さん)

担当編集からのメッセージ

「目野さんの作品を初めて目にしたのは、妊娠・出産の経験を明るく楽しく描いたコミックエッセイでした。そこには人としての素直な感情、そして目野さん独自のユーモアがにじみ出ていました。

本作が、妊娠、出産、そして家族のあり方について考えている人にとって頼れる先輩のような存在に、そして同じような体験をした人にとっては友達のような存在になってくれたらと考えています」

FRaU webでは、単行本が発売中の『構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない。』を3話限定で出張短期連載。不妊治療に興味がない人でも、目野さんの前向きさに力をもらえるはず!

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作者紹介

目野真琴

漫画家。作品に『構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない。』(講談社)、『僕がモブであるために』(双葉社)がある。Twitter→@memenonon