1日に摂取する糖質を限りなくゼロに

「断糖高脂質食」は糖質を極力排除して、代わりに脂質をたっぷりと摂る食事を続ける、というもの。そうすることで、それまで糖質をエネルギーにしていた体(糖質依存)が脂質をエネルギーにする体(脂質依存)に切り替わります。体に蓄えられた脂肪がどんどん燃えるので、短期間で一気に痩せることができるのです。

平均的な現代人は1日で200〜300gほどの糖質を摂取しているといいます。これに対して、いわゆる「糖質制限」では1日に60g以内に収めましょうと提唱している人が多い印象です。僕が提唱するのは、1日に摂取する糖質を限りなくゼロに近づける、というものです。厳しく聞こえるかもしれませんが、断糖が脂質依存の体質を手に入れるためのファーストステップなんです。

僕のダイエットでは、動物性脂質やMCTオイル、魚油等を使って脂質依存に移行させるのが肝です。食材でいうなら、「肉、サバ缶、卵、牛脂」あたりを主食にします。目安は、除脂肪体重(※)×1gまでは食べてもよいです。

※ その個体の全重量から、その個体が持つ脂肪組織の重量を差し引いた、体重に関する指標の1つ。
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極端に見えるかもしれませんが、僕の場合、こんな食事が多いです。

朝:生クリーム&MCTオイル入りの紅茶
昼:空腹感があれば牛脂スープを1杯
夜:サバの卵炒め

サバ水煮缶が簡単でリーズナブルなのでおすすめ。サバ缶の汁には脂や栄養素がたくさん含まれているので活用するのがおすすめとのこと〔PHOTO〕iStock

断糖高脂質食に切り替えると「ケトフルー」という症状に悩まされる人も出てきます。糖質依存から脂質依存の切り替えがうまくいかず、倦怠感やめまい、頭痛、不眠、下痢などが起きる減少で、それまでの生活が自堕落であればあるほど、症状は重くなりがちです。ケトフルーに陥った場合、水分補給をしっかりしたうえで、サプリメントなどでビタミンやミネラルの補給を十分にし、睡眠をしっかり取ってください