RA271でニュルブルクリンクを走るロニー・バックナム/photo by gettyimages
# ホンダ

ホンダF1撤退の衝撃…! ファンが見てきた「栄光」と「トラブル」の歴史

悲しんでいるばかりでも仕方ない

まさにこれから、だったのに

ホンダが21年シーズン限りでF1から撤退ーー。10月2日の夕方にあまりにも大きな悲報が伝えられるや、 F1ファンからは失望や無念、叱責の声までが溢れた。

熾烈を極めるEV・ハイブリッド車の開発、および脱炭素を目指したモビリティ社会の整備に注力するため、と同社は撤退の理由を説明した。あくまでこれは建前で、実際の理由は、クルマ好きからすれば「推して知るべし」というところもあるかもしれない。

だからこそ、ホンダのパワーユニットを積んだマシンが徐々に結果を出し始めていること、その先を見られないことが悔しくてならない。だから、ファンからは「何をやっているんだホンダは」と、叱責さえ飛び出すのだ。

レッドブルのフェスルタッペンとホンダのスタッフたち/photo by gettyimages

現在、ホンダはレッドブル、アルファタウリの2チームに、パワーユニット(エンジンやモーターなどが組み合わさった装置)を提供する形でF1に参戦している。今年の第8戦イタリアGPでは、アルファタウリのピエール・ガスリーが念願の初優勝を飾った。

ガスリーの優勝はアルファタウリの存在感をグッと引き上げた/photo by gettyimages

資金力で差が詰まることはないだろうメルセデスを、アルファタウリ・ホンダが破った。フェラーリは未曾有の不調にあり、ルノーやマクラーレンも上がってこない。 今こそ、過去にないほどの絶好のチャンスだったはずだ。