日本一早い大雪山の紅葉がピークを迎えました!
さっそく、北海道屈指の紅葉の名所(僕は日本一美しいと思ってます)大雪山高原の沼めぐりに行ってきました。
この沼めぐり登山の入り口「大雪高原山荘」は、旭川駅から車で約2時間、大雪山系の最高峰・旭岳を挟んで、ちょうど裏側に位置します。
登山の前に、山荘の隣にある、ヒグマの動向を毎日監視している「ヒグマ情報センター」でレクチャーを受けてからスタートします。
大雪山は、ヒグマの生息域ですから、彼らと距離をとることは大切なことです。
登山コースは約7kmで、一周5時間程度の軽登山です。
今年は、9月の残暑の影響で、紅葉のピークが10日ほど遅れました。色づきは、彩度を抑えたシックな色合いになっています。
それでも、この紅葉を見た登山者たちから、「お~~~~!!!」と歓声が沸くほどの美しさです。
針葉樹の濃い緑をバックに、ウラジロナナカマドやダケカンバなどの落葉広葉樹が、赤、オレンジ、黄色に染まって、鮮やかに浮かび上がります。
そして、なんといっても、この名所の特徴は、点在する沼の水面に紅葉が映り込んで、まるで錦絵のような風景が広がるところ。まさに息をのむ美しさです。
すでに山頂付近では初雪も観測されました。
日に日に気温も低下し、冬が近づいています。
山の紅葉も、あと半月もすれば、下界に降りてくると思います。