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石原さとみ、結婚へ。日本を代表する女優の「お嬢様気質全開」な魅力

女優の石原さとみさんが結婚を発表した。1年ほどの交際期間を経ての一般男性との結婚に世間は衝撃を受けたが、それも彼女が日本を代表する女優の一人だからこそ。彼女はどんな作品に出て、どんな演技をしてきたのか。今年7月掲載の、コラムニスト・堀井憲一郎氏によるコラムを再掲する。

どこでも目立つ女優・石原さとみ

石原さとみの新しいドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』がまもなく始まる。やっと始まる。タイトルがなかなか意味深である。

石原さとみは、ドラマでずっと主演を続けている。

彼女が朝ドラ『てるてる家族』でヒロインを演じたのは17年前の2003年、それからだいたいメインでドラマに出続けている(主演でなくても主演の相手役:ヒロイン役であることが多い)。

2020年現在の代表的な女優である。華やかな存在だ。

2019年 東京オリンピックの聖火リレーイベントにて[Photo by gettyimages]
 

石原さとみは地味めの格好をしていても目立つし、豪華に飾りたてると引き立つ。

丸っこそうに見えて、尖っている。

そういうところに惹かれる。

魅力的にわがままであり、蠱惑的にやさしそうなのだ。

そういうのにだいたいの男は弱い。

看護師からインチキ霊能力者まで

『てるてる家族』終了3か月あと、2004年夏には『WATER BOYS2』(ウォーターボーイズ2)に出演した。高校の部活のドラマである。青春ドラマだ。朝ドラのヒロインが、朝ドラ終了まもなくに「高校生」役の青春ドラマに出るのは新鮮だった。朝ドラ主演がずいぶん若かったからである。

2005年には『H2〜君といた日々』ではいつもジャージ姿の野球同好会のマネージャー、大河ドラマ『義経』では義経の愛妾・静御前を演じ、2006年には『N’sあおい』でナース役で主役を演じた。

このあと、コミカルな役が多くなる。コミカルというか、やや胡散臭い役でもある。