穏やかな白猫さんの生活が後輩猫登場で一変?

猫は従来、自分の身長の約5倍ぐらいはジャンプできるのだという。でも、我が家の猫を見ると、すっかり猫を忘れ怠惰な毎日で、床から10cmのジャンプすらなんだか面倒臭そうだ。どこまで飼い主に似るのやら、困ったものだ。

しかし、instagram(@kanapu10)で驚異のジャンプを毎日のように披露している猫さんがいる。それが、白猫のぷるちゃんとリリーちゃん(ともに女の子)だ。ぷるちゃんは現在7歳の先輩猫で、リリーちゃんは現在4歳の後輩猫だという。

「私は馬の牧場で働いています。2012年の冬、以前から牧場に出入りしていた野良の黒猫のお腹が大きいことがわかりました。ご存知の通り、北海道の冬は凍てつくような寒さ。さらに、馬房は馬が歩き回るため、そこで出産したら踏みつけられる危険もあります。産箱を用意して、黒猫にはそこで出産してもらい、産まれた後も牧場のスタッフで仔猫たちが凍えないように、ペットボトルで湯たんぽを作るなどケアをして育てました。その1匹がぷるだったのです」というのは、現在、ぷるちゃんとリリーちゃんの飼い主である、かなかなさんだ。

4匹産まれた仔猫は、次々里親が決まって引き取られていった。しかし、ぷるちゃんだけが残ってしまった。

「小さい頃は、視力がしっかりしていないように見えて、もしかして目があまり見えないのかな、体が弱いところがあるのかも、と思って、我が家で引き取ることにしました。『ぷる』という名前も、弱々しくぷるぷると震えていたことから名づけたものでした」

大きくなったぷるちゃん。今ではもふもふ体型。お鼻に点があって、青い瞳がきれいです。写真/かなかなさん

でも、その後すっかり視力も回復して、元気にすくすく育っていったぷるちゃん。性格はマイペースでのんびり屋。もしかしてもう1匹いたほうが少し遊ぶかな、とぷるちゃんがうちの子になって3年後の2016年、同じく白猫さんのリリーちゃんを迎えた。この決断で、猫との生活はアグレッシブなものに変わったという。

後輩猫のリリーちゃん。手足長のボンボン尻尾。なぜバナナを? そしてお尻がキュート。写真/かなかなさん。