「持ち家派」が急増している photo/gettyimages

不動産のプロ、なぜか「賃貸派」より「持ち家派」が急増していた…!

正解はもう決まっている

知り合いが自分の家を是非見て欲しいと言うので、うかがうことになった。高級住宅地にある立派な敷地に建つ中古の戸建てを小ざっぱりとリフォームしていた。面積は200平米ほどだろうから、豪邸といってもいいかもしれない。

リフォーム代がいくらだったかは忘れたが、ご自慢のご自宅ということなのだろう。自宅を究極の自己満足と考えれば、それはそれでいいだろう。しかし、それが万人受けする素晴らしい家と自慢されるとそれには異論を唱えざるを得ない。

家は多種多様 photo/iStock
 

こだわり物件は売りにくい

一番売りにくい戸建ての代表は、二世帯住宅だろう。玄関2つで、動線を中で分けたり、分けなかったり、そんな仕様はその二世帯家族の特注商品に近い。このニーズが同じ人はほぼいない。

そのほかにも、1階クリニックで、2階アパートで、3階自宅などという物件もある。もちろん、これに合致するニーズはあまり期待できない。そうなると、このクリニック兼投資アパート兼自宅は、売れずに解体するしかなくなる可能性が高いというわけだ。

分譲マンションの中に「コーポラティブハウス」というものがある。通常の工程を変えて、オーダーメイドしたい顧客を集めてから、希望エリアで土地を探し、最初から土地を共有する形で購入するのがコーポラティブハウスになる。特徴は、自分の専有面積の中をある程度自由に設計変更できることにある。