シロイヌさんのトライアルラッシュ

先月から週に1回でリニューアル連載が再開した『毎日猫さん、ときどき犬くん』。友森玲子さんが主宰しているボランティア団体「ランコントレ・ミグノン」で現在ケアしている保護動物やミグノンを卒業した動物たちの近況などを連載でお伝えしています。

コロナ禍では、大勢人が集まることが難しく、以前から課題があった譲渡会のやり方を大きく変更しました。事前に保護動物を譲渡したい方の希望と保護動物たちをマッチングして、条件と合う動物たちと「お見合い形式」で会っていただくという形にチャレンジしています。

実際初めて見ると、このマッチング方式の譲渡会のほうが、トライアルに結びつくケースが増えているように感じています。

そんな中、8月末には、九州の阿蘇から来た5歳の「七太郎くん」、9月頭には、3匹の子犬とともにガリガリな状態で保護されたママ犬の「こめこさん」(子犬たちはすでに別に譲渡済)のトライアルが決まりました。どちらも偶然にも雑種の中型犬のシロイヌさんたちです。

八兵衛くんの兄弟の七太郎くん。現在トライアル中です。写真/ミグノン
こちらもトライアル中のシロイヌのこめこさん。写真/ミグノン

トライアルとは、譲渡されるご家庭や環境と相性が合うかどうかを様子見するとても大切な期間です。2頭とも正式譲渡に結びつくといいなと思っています。

そしてミグノンには、もう1頭、雑種の中型犬のシロイヌさんがいます。それは、七太郎くんの兄弟犬の「八兵衛くん」です。

こちらが八兵衛くん。ちょっとシャイな男前です。写真/ミグノン
名前:八兵衛くん
性別:男の子
年齢:5歳
性格:ビビリだけど、実は人間好きで甘えん坊

抱っこに添い寝、甘えん坊全開!

七太郎くんと八兵衛くんは兄弟で、顔もよく似ています。見分け方としては、七太郎くんのほうが白くて、八兵衛くんは薄く茶がかった色をしています。

2頭とも、熊本の震災後に東京にやってきました。熊本で大自然の中で暮らしていたせいか、車や電車、人ごみが多い東京では、最初ものすごく怖がってしまい、お散歩のたびに怖がってしまい、トレーニングが必要でした。

今でも八兵衛くんはビビリ男で、お散歩も預りボランティアさんのおうちのガレージから前の道に出れる程度です。でも、人間は大好きで、慣れてくるととても甘えん坊。なかなか本領が発揮できない不器用なところも、八兵衛くんの魅力なのかもしれません。

慣れてくると甘えん坊発揮する八兵衛くん。写真/ミグノン
7月まで千葉の大自然で過ごしていました。都会の生活には徐々に慣れていきます。写真/ミグノン

保護動物たちは、以前暮らしてた環境などから、慣れるのに時間がかかるケースも少なくありません。でも、動物のペースに合わせて、焦らず時間をかけていけば次第に心を開いてくれます。

こんなおもしろポーズもできちゃう八兵衛くん。写真/ミグノン

ちょっと不器用な八兵衛くんですが、時間をかけて愛情を注いでくれる方があらわれてほしいなと思っています。

取材・文/FRaU編集部

まだまだ、たくさんの保護動物がいます。ミグノンの保護動物一覧はこちらに

ウサギの飼育多頭崩壊発生で「預かりさん」も募集中です

3月にウサギの飼育多頭崩壊が発覚し、友森さんの団体「ランコントレ・ミグノン」で、約70匹ものウサギを保護することになりました。それに伴い、譲渡してくれる方だけでなく、ウサギのケアをしてくれる「預かりさん」も募集しています。預かりボランティアとウサギの飼育に関しては下記をご確認ください。

預かりボランティアって何?

うさぎの飼養に必要なものは?

上記をご確認の上、【預かりボランティア登録フォーム】からご登録をお願いします。追って、ランコントレ・ミグノンのボランティアから随時ご連絡を差し上げます。

※「預かりさん」へのお問い合わせは、上記のフォームよりご連絡ください

仕事の合間にボランティアで保護活動を行なっているため、電話での問い合わせや見学の受付を行なっておりません。順番にお返事を差し上げますので、ご用件はお問い合わせフォームよりお願いします。