コロナ禍で気づいたメイクの効果

新型コロナウイルスの影響を受けて、女性たちの化粧品に対する向き合い方も変わってきているようです。外出時はマスクの着用が推奨されるようになり、乾燥やニキビなどの肌トラブルに悩まされる人もいらっしゃるようです。また、テレワークが浸透し、出社する日もあれば、在宅の日もあるというように、わたしたちの日常生活は様変わりしました。

デパートの化粧品売り場は、多くのブランドでテスターが使えなくなり、美容部員もメイクよりもスキンケアの販売に力を入れています。日常的に手洗いや手指消毒を行うようになり、医師によっては洗顔やシャンプーを推奨する人もいらっしゃいます。

ただ、メイクよりもスキンケアを優先する傾向があるとはいえ、大人の女性は仕事ではもちろん、プライベートでも素顔のままというわけにはいかないものです。

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職場環境やメイク習慣にもよりますが、マスク着用時に最低限必要なアイテムとして、化粧下地とアイブロウをあげる人が多いようです。つまり、肌の色むらと眉を整えさえすれば、素顔ではないよそゆきの顔になれるという感覚を多くの女性たちが持っているということです。

このようにメイクの目的のひとつは、外見(見た目の印象)を整えることですが、感染予防対策をひとつのきっかけに健康意識が高まるにつれて、スキンケアやメイクには生活のリズムを整える効果があるのではないかと考えられるようになってきています。周囲の人から好印象を得るためのメイクから、自分自身を楽しませるメイクへと、目的や効果の重心がかわってきているのです。