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PS5とXboxが直接対決! 四度目の激突の裏で、ソニーとMSが恐れる「本当の敵」

右手で握手、左手で殴り合う奇妙な関係

今年11月、ソニーの「プレイステーション5(PS5)」と、マイクロソフト(MS)の「Xbox Series X(Xbox SX)」の二つの新型ゲーム機が発売されます。両社の対決は、20年にわたって繰り広げられており、四度目の激突に注目が集まっています。

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これまではソニーの2勝1分

両社の対決は2001年まで遡ります。ソニーは2000年、PS2を発売し、わずか3日間で100万台を売り上げました。

任天堂をゲーム業界の盟主から引きずり下ろしたゲーム機「プレイステーション」の後継機であること、安価なDVD再生機としてゲーム以外のユーザーからも注目を集めたことが売り上げに繋がったようです。

一方、MSはPS2の発売直後に、専用ゲーム機の投入を正式に発表。一般紙でも大きく取り上げられるほどの注目を集めます。そして1年半後の2001年に初代Xboxを発売します。

日本では苦しみましたが、欧米市場を開拓し、世界で計2800万台を出荷しました。PS2の1億5000万台とは差は開いたものの、一定のシェアは確保しました。

次の対決はPS3とXbox360です。Xbox360はPS3に先んじる形で2005年に発売し、売り上げを伸ばします。追いかける形で2006年に発売されたPS3は最終的に約8800万台を出荷しますが、Xbox360も8000万台超を売りましたから、ほぼ互角の戦いでした。

そして現行機の争いです。PS4とXbox ONEはともに2013年11月に発売されましたが、PS4が399ドルだったのに対して、Xbox ONEは499ドルで、価格差がストレートに出ました。

 

半年後の2014年5月の決算発表会見でソニーの平井一夫社長(当時)は「本年度も(据え置き型の家庭用ゲーム機市場で)ナンバーワン・ポジションの堅持を目指す」と早々に“勝利宣言”をしました。

2020年9月の時点でPS4は1億1000万台を出荷しています。対するXbox ONEの出荷数は、非公開ですが、各種データによると4000万台強から5000万台弱と推測できます。PS4の圧勝は明らかです。

Xbox360ではPS3に肉薄しただけに、MSの新型Xboxにかける意気込みは並々ならぬものがあるでしょう。逆にソニーは、PS4で得たアドバンテージをそのままPS5に持ち込みたいはずです。