韓国で文在寅大統領への批判の声が高まってきた photo/gettyimages

韓国人射殺事件、実は韓国国民が「北朝鮮」より「文在寅」に大激怒しているワケ

韓国国民より北朝鮮が大切なのか…?

文在寅政権に「欠けているもの」

韓国海洋水産部の公務員イさんに対する北朝鮮軍射殺とその後の遺体焼却事件での文在寅政権の対応を見ると、文政権がとても危機管理のできる政権体質ではないことを露呈した。

文在寅大統領の対応には韓国国内から批判があがっている photo/gettyimages
 

事件の概要と韓国政府の対応は以下の通りだ。

事件の経緯
9月21日 午前11時30分 海洋水産部の公務員イさん西海(ソへ、黄海)北方限界線を越えて北朝鮮側に行き、行方不明が判明
9月22日 午後3時30分 登山串(トゥンサンゴッ)一帯の海上でライフジャケットを着て浮遊物につかまって漂流していたイさん発見
午後9時40分 北朝鮮イさんを射殺
午後10時10分ごろ 北朝鮮海上に遺体を放置した状態で燃料をまき遺体を燃やす

韓国軍の動き
9月22日 午後3時30分 韓国軍、誰かが北朝鮮水産事業所の船舶と接触する状況を把握
午後4時40分 イさんと特定
午後9時以降 北朝鮮がイさんを射殺し、燃やすのを「我々の領海ではない」と傍観

大統領(青瓦台)への報告と大統領からの指示
9月22日 午後6時36分 西海漁業管理団職員が海上に落ちたと推定される事故が発生して捜索に入り、北側がイさんを発見したとの諜報を大統領に書面報告
午後11時頃 イさんが射殺され燃やされたことを徐旭(ソ・ウク)国防部長官と青瓦台危機管理センターに同時に報告 
9月23日 午前1時以降 緊急の安保関係閣僚会議
午前8時30分 文大統領、徐薫(ソ・フン)国家安保室長、盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長から、イさんが射殺され遺体が棄損されたという軍の最終報告を受け取る。大統領「事実関係を把握し、そのまま国民に知らせてほしい」
9月24日 午前11時 韓国軍が事件について公式ブリーフィング(自身が主催するNSC全体会議ではなく、徐薫安保室長主催の「NSC常任委員会」の招集を指示。