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「デキる人」がやっている、ダラダラ時間を「ゼロ」にするシンプルなワザ

日常のスキマ時間、活用できてますか?
博覧強記の読書家、読書猿。古今東西の名著で蓄えた膨大な知識を生かし、これまで『アイデア大全』『問題解決大全』などのヒット作を世に出してきた。そんな彼の新刊『独学大全』は、これまで自力で学んできた彼の考え方のエッセンスが詰まっている。独学にとどまらず、日常生活やビジネスなど様々な場面で応用可能なライフハックを、『独学大全』から紹介する。
「やる気を出すための最短経路」を伝授した、前回の記事はこちら

古今東西、時間の不足は悩みの種

「時間を貯蓄すれば、利子がついて寿命が倍になる」

「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちの甘言に、騙されてはいけない。彼らはミヒャエル・エンデの名作童話『モモ』に登場し、人々の貴重な時間を奪っていく。しかし現実には、時間は増やすことも溜めておくことも、ましてや他人から奪うこともできない。大富豪から貧乏人まで、誰にとっても1日は等しく24時間だ。

『モモ』の作者ミヒャエル・エンデ[Photo by gettyimages]
 

にもかかわらず、多くの人が現実を直視せずに「時間が足りない…」「1日が30時間あったらな~」「精神と時の部屋(注1)が欲しい!」などと文句を言っている。人間にできることは「与えられた24時間をどのように使うか」、つまり時間の配分でしかない。

「いかに効率的に時間を配分するか」をめぐって、様々な論者がありとあらゆる「時間管理法」を提唱してきた。しかし突き詰めれば、そこで紹介されているものは以下の3つに集約できる。

1. 時間の使い方の実態を把握する
2. やるべきことを整理し、無駄を省く
3. 優先順位をつける

これに加えて、前回紹介した「まずは着手してみる」という策も有効だ。今回は、24時間の中から無駄な時間を見つけ出し、なおかつそれを有効活用できるライフハックを紹介したい。

(注1)漫画『ドラゴンボール』に登場する不思議な部屋。時間の流れが速く、外界の1分が室内での6時間に相当するため、修行に最適である。