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「仕事へのやる気」が出てくる、シンプルで今日から始められる凄ワザ!

「着手が何よりも大事」だと言えるワケ
博覧強記の読書家、読書猿。古今東西の名著で蓄えた膨大な知識を生かし、これまで『アイデア大全』『問題解決大全』などのヒット作を世に出してきた。そんな彼の新刊『独学大全』は、これまで自力で学んできた彼の考え方のエッセンスが詰まっている。独学にとどまらず、日常生活やビジネスなど様々な場面で応用可能なライフハックを、『独学大全』から紹介する。
「失敗してもいい計画の立て方」を伝授した、前回の記事はこちら

「やる気を出す」ための最短経路

「The shortest answer is doing the thing」(最短の答えとは、やることだ)

『誰がために鐘は鳴る』『老人と海』など数々の名作を残した偉大な作家、アーネスト・ヘミングウェイの言葉である。

ノーベル文学賞を受賞した偉大な作家アーネスト・ヘミングウェイ[Photo by gettyimages]
 

だから私は

「○○を独学で学びたいんですけど、やる気が出ません。どうすればいいですか?」

と質問された場合

「まずは本を3行読め」
「1分間、勉強しろ」

と答えるようにしている。たいてい相手は「バカにしてるの?」とでもいった苦虫を嚙み潰したような顔になるが、それは着手することの持つ〈魔力〉を知らないからだ。

最初から「やる気を出す方法」に頼ろうとすること自体が間違いである。そもそもやる気とは、自身の行動が良い結果につながったから生まれるものだ。「テストで良い点数を取れた」「サッカーの地区大会で優勝できた」といったポジティブな体験があって初めて、勉強や部活へのやる気が出るのであって、泉のように何もせずとも湧いてくるものではない。