日本のファイブアイズ加盟はジョンソン首相にも歓迎されている!

ただし憲法改正とスパイ防止法は必須
大原 浩 プロフィール

日本も覚悟を決めなればならない

つまり、英国が日本に秋波を送っている背景には「ファイブアイズ最大の敵」が共産主義中国に確定したことがあるのだ。

米国だけではない。例えば、英国ジョンソン政権も当初は米国の要請にも関わらずファーウェイには融和的態度をとっていたが、現在では「共産主義中国との戦い」において米国と歩調を合わせている。

カナダも、ファーウェイの孟副会長を逮捕した後の、共産主義中国の「威圧的外交」による度重なる嫌がらせに業を煮やし、中国との自由貿易協定(FTA)締結を目指して進めてきた交渉の打ち切りを決めている。

中国が、ウイグルやチベット、内モンゴルでの苛烈な迫害、香港の政治的弾圧などで、西側諸国にとって「民主主義最大の敵」に浮上する中で、「『人類の敵』を打倒する仲間に入らないか?」ということが、「ファイブアイズ6番目の加盟国」として声をかけられることの意味である。

したがって、日本は、お誘いがあったから「有り難く参加させていただきます」と能天気なことを言っている場合ではないのだ。

 

「人類の敵」と戦うための足かせとなっている「憲法第9条」の早期是正や、CIAやMI6のような国際的諜報機関の設立、「スパイ天国」と揶揄される状況を打開するためのきちんとしたスパイ防止法の制定などやるべきことはたくさんある。