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# マネジメント # テレワーク

「できない上司」に限って陥りがちな、残念すぎる「部下の育て方」

テレワークでますます浮き彫りになった
速やかにテレワークを導入した企業もある一方で、なかなか導入が進まない企業もある。その理由に、「部下の管理や評価ができないから」を挙げる企業はかなり多いのではないだろうか。
しかし、「それは、そもそもテレワークかどうかの問題ではない」とバッサリ切るのは、株式会社ワクフリの代表取締役社長・高嶋卓也氏。中小企業の業務効率化や創業におけるITツール活用支援に特化し、経営のアドバイスを行う同社は、その過程でよくその“言い訳”を聞くのだと言う。「テレワークだから評価できない」と言ってしまう残念な上司にならないためにはどうするべきか、話を聞いた。

「テレワークだと、評価や管理ができない」は本当か

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、政府はテレワークで働く社員の割合を7割まで高めるように経済界や各企業に要請を出しています。しかし、実際に導入できているのは2~3割程度。

それを聞くと「ルールがないから…」「テレワークだと部下の管理や評価ができないから」と言って、導入が進まない企業が圧倒的に多いのだろうと想定できます。実際、私がお客様から相談を受けていても、「テレワークになったら、どうやって部下を管理したらいい?」と尋ねられることがよくあります。

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そういった方々は「マネジメント」において、働いているかの指標が“目の前で部下がパソコンを触っているかどうか”になってしまっていることが多いです。しかし実際には、パソコンを触っていても、仕事に関係のないwebサイトを見ている人だってたくさんいます。

そんなことでは、業務の実態はわからないのです。つまり、「テレワークだと管理・評価できない」という人は、「そもそもマネジメントができていない」という可能性が高いです。

日々のマネジメントにおいては、「その日1日は何をするのか」、そして「実際、どこまでできたか」を確認できれば問題ないはずです。それさえ押さえられていたら、本当はテレワークでもリアルでもマネジメントの方法は変わりません。

「テレワークでは部下の評価や管理ができない」という人は、そもそもテレワークの導入といった業務改善を億劫に感じている場合が多いです。慣習で仕事をしていて、「昔からうちではこうしている」「これはこういうものだ」と言いがち。

おそらく経験がないことをしたり変化したりすることが不安なのだと思いますが、今は変化しなければならない時なのです。