DON’Tsその2:母親への対抗意識を燃やす

オムツ替えに手慣れてきたり、お風呂の入れ方が上手になってくると、母親のやり方に意見したり、育児スキルで自分が上であることを示したがる夫がいるようです。「この前、旦那にオムツのテープの留め方が雑と言われた。一日10回以上替えるオムツの1回をやればいいだけの夫に上から目線で指導されるとはね」「子供のお風呂は自分(夫)しかできないと外で言って回っているけど、お風呂の準備も着替えの用意もお風呂出てからの保湿/着替えも全部私なんだけど」……こんな母親達の声が私の周りからも聞こえてきています。

大して育児をしていないのにやっている感を出すのはもっての他ですが、そこそこやっているとしても、育児をすることは当然のことなのだと忘れてほしくありません。ましてや母親に対抗意識を燃やすのはヤメておいた方が得策です。私の夫はこれが地雷だということを何となく理解しているようで、我が家では今のところ大きな事件は起きていません。

DON’Tsその3:知ったかぶりをしたり考えを押しつける

実家に育児の手伝いを頼むと、昔の育児の考え方や方法を押し付けられてケンカになるということはよく聞きますが、実は、夫婦の間でも同じです。

我が家でも、息子がオムツかぶれを起こした時、ちょっとした言い合いになったことがあります。オムツかぶれの対処法を看護婦さんから教えてもらって息子に施していたところ、夫が「オムツかぶれってベビーパウダーはたいておけば治るもんじゃないの?」と言ったのです。

今考えれば本当に些細なことなのですが、この言葉にカチンときた私は、「それっていつの時代の話? 正しい知識か調べた? こっちはちゃんと専門家に聞いてやってるんだけど」と理詰めにした記憶があります。そう、母親ほど子供の健康に関して細々と調べたり、正しい根拠を求めている人はいないのです。そこに知ったかぶりをされたり、いい加減な知識を押し付けられると、ケンカの種になります。夫は軽い気持ちで言ったのかもしれませんが、こちらは子供にとっての最善策を真剣に専門家に相談しているのです。

ホルモンバランスも崩れていて、いっぱいいっぱいな中、夫の行動や軽い言葉に「はあ~?」となってしまうことも… 漫画/すぎうらゆう

夫婦のコミュニケーションが大切

色々と母親本位に厳しいことも(ばかり?)書きましたが、決して育児における夫の役割を軽んじているわけではないのです。母親がどういう気持ちで育児に向き合っているかを理解して、それを汲んだ上、夫だからこその役割を果たしてもらいたいということです。

我が家では、私が仕事に行っている日中はナニーさんが息子の面倒を見てくれるので、自宅で仕事をしている夫に育児をお願いする場面はほとんどありません。しかしながら、日中会社からベビーモニターを通してしか息子を見られない私にとっては、夫が自宅にいてくれるのは精神的にとても助かります。自宅で息子に何かあったときに、すぐに対処出来る大人が家にいるわけですから。ベビーモニターが何かの拍子にずれて息子が見えなくなってしまった時に、夫にLINEして、「なるはやでベビーモニターの位置を修正してもらいたし」とお願いすることもあります。今はこんな「主役と黒子・監督とリリーフ投手」の関係ですが、息子の成長に合わせて、この関係も変わっていくのかもしれません。

【次回は10月25日(日)公開予定です】

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