「高学歴は就職に有利」は本当か?「就職偏差値ランキング」から徹底分析する

企業はどこを見て採用をしているのか
川畑 翔太郎 プロフィール

これらの私立大学は現場で感じる印象としても、やはりネームバリューから学力偏差値以上に採用市場で優遇されており、入試偏差値と比較して、就職偏差値が相対的に高い大学群だと言える。学部によっては、旧帝大よりも入試難易度が低い有名私大を狙う方が、就職の優位性を考えたら効果的な場合もある。

一方、日本大学、東洋大学、駒沢大学、専修大学の4つの大学、いわゆる「日東駒専」レベルの大学はトップ100には入っていない。

入試偏差値を考えると妥当な就職偏差値だとも言えるが、現場の感覚としては、日東駒専の人材レベルにはかなりの開きがあり、一概に日東駒専だと就職には不利だとは言いづらい。アルバイトやサークル活動で豊富なアピール材料を揃えていたり、高校時代にただ単に勉強していなくて話してみると優秀だったりとレベルにばらつきがあるからだ。

 

企業の採用側も日東駒専レベルの卒業者に対しては学歴への期待値がそこまで高くないため、面接でのアピール材料を持っている就活生であれば、逆に面接では有利になる可能性すらある。

表からはある程度は入試偏差値と就職偏差値には相関関係があるが、入試偏差値が高い方が必ずしも有名企業への就職に有利とはいえないことがわかった。

ちなみに、現場で耳にする採用企業側のニーズとして、次のような声があがっている。