夫との出会いで表現方法が確立した。

——ご自身のアートが進化するタイミングやきっかけはありますか。

経験が1滴1滴溜まり、それがやがて海になった感覚です。

これまでの記憶をお話しします。

私は2008年にSNSを始めました。 グラフィックタブレットとイラストから始まり、絵画と写真をミックスしていきました。 直感で始めたのですが、すぐに知識も必要となりました。 ライブで絵を描く時、その視覚化する力は、頭の中で成長しています。

2012年、私は写真が作品の中心になることに気づきました。それは、私にとってのモチベイターであり、創造性の一部でもある、夫と出会った時です。 彼は私の写真家になり、私のアイデアを一緒に形にしてきました。 私たちは、超現実仮想主義をスタートしたのです。

夫であるユージンさんとの作品。

次のステップは、2013年にインスタグラムを始めたことです。 私は携帯電話で撮影するのが好きでしたし、詳細なイメージや場所によって生き生きとした写真をとることができました。ファッションにフォーカスし、装飾したスタイリッシュさを強調した写真を撮ると、多くの支持を集め、何十万ものフォロワーを獲得しました。

2016年まで私と夫は洋服屋や大手ブランドで働いていたので、プロ仕様のカメラやホームスタジオを準備するための資金を貯めることができました。 2016年から2019年は、私のスタイルを確立し、アイデアを実行に移す期間となりました。 その間の作品を見れば、私を理解するのに言葉はいらないと思います。

2019年、私にとって仮想世界はまだ未完成でした。私は一旦立ち止まり、アーティストになりたかった幼少期を思い出し、そして再び筆を取りました。 フィレンツェでペインティングを学び、そのアカデミーやそこで出会った人たちの展示会に大きな刺激を受けました。

夫であるユージンさんとの作品。

私は25歳で夢に辿り着きました。私は絵を描きたいのです。 私が特に強調したいのは、欲しいものを手に入れようと、急ぐ必要はないということです。大切なのは手に入れること、たとえ80年後になるとしても。 私は成功することができ、その知識を持っています。私の夢は叶ったので、今は人生においてそれをより具現化することができるよう取り組んでいます。

——周りの目が気になったり、自身がなかったり、「自己表現」することをなかなかできない人が多いと思います。「自己表現」するための考え方のコツ、アドバイスがあれば教えてください。

私は同業者からのプレッシャーを感じていました。みんな私が上げたインターネット上の“変な”写真を受け入れなかったのです。でも私はパイオニアになりました。 攻撃されたと感じても、私はその人たちから逃げず、注目し評価されているのだと楽しみます。そうすると相手も打ち解けていきます。

あなたがやると決心した時、もしそれを馬鹿にする人がいたら、私を指差して「彼女のせいだ」と言ってください。私があなたを守ります。 信じてください、変わっていることはクールであり、創造性があるということなのです。 あなた自身があなたを表現するのです。

——近年の関心ごとを教えてください。

ミシンを買ったので、自分のアイデアで衣装を作りたいです。 あと自然が大好きなので、外に出て自然の色のなかで創作活動をしています。 週末はアートセラピーや、絵の書き方を教えています。 他には、日本初の個展のために東京へ行きたいですね。