年収600万円で家計破綻も…マンション「維持費」の意外と知らない実態

東京23区では月額6万円超の負担に…
山下 和之 プロフィール

23区の負担は月額6万円以上に…

年収1000万円の人であっても、月額19万1616円の負担だと、年収に占める負担額の割合は23.0%に達する。年収800万円だと28.7%で、600万円なら38.3%になる。

年収1000万円ならそれなりに余裕があるが、年収800万円だと負担感が強くなり、年収600万円ではかなり生活が圧迫され、家計破綻に陥りかねない。

しかも、首都圏の主要都市別の違いをみると、図表2のようになる。

東京23区では、管理費は2万2911円に増え、修繕積立金はさほど変わらないものの、駐車場料金は3万2025円になって、合計の月額負担は6万3112円と6万円を超えてしまう。

図表2 首都圏の主要都市別の管理費・修繕積立金・駐車場使用料(単位:円)
(資料:東京カンテイ『マンションのランニング・コスト最新動向』)
 

東京23区の新築マンションはやはり不動産経済研究所の調査では、7286万円だから6000万円のローンを組んだとしても、金利1.0%、35年元利均等・ボーナス返済なしの毎月返済額は16万9371円に増える。これに、管理費などの維持費を加えると何と20万円を超えて、23万2483円になる。