国民は知らない…河野太郎、永田町での「本当の評判」と「菅首相との関係」

「実行力」と「発信力」はあるが…
山田 厚俊 プロフィール

「河野に足りないのは、常識だ」

毎日新聞とJNNが17日、共同で実施した緊急世論調査によると、河野行政・規制改革担当相に「期待する」と答えた人は76%にのぼった。菅政権でのミッション達成度によっては、ポスト菅の最右翼と言っても過言ではないのかもしれない。

しかし、そんなに宰相レースは甘くない。安倍前首相が辞任表明する前、麻生派の幹部にポスト安倍に名前が出だした河野氏について聞くと、「そりゃ、ない」と一蹴された。そして同幹部は、こう続けた。

「冷静に、論理的に話している時はいい。しかし、頭に血がのぼってしまうと、怒りに任せて何を言い出すか分からない。思い込んだら、後には引かない」

〔PHOTO〕Gettyimages
 

そういえば、派閥の長、麻生氏も「河野に足りないのは、常識だ」と何度も指摘してきたという。派閥内で、河野氏の評価は「異端児」で共通しているのだという。だからだろうか、「もし仮に、河野氏が首相になったら何をしでかすか分からない。大変だよ」(前出・麻生派幹部)と言うのも、まんざら大げさな話ではないのだ。

一方、こんな話も。

「菅首相は河野氏に絶大な期待を寄せて行政・規制改革担当相にしたという論調の報道が出ているが、そうではない。菅首相のホンネは、やればやるほど恨みを買う担当相に河野氏を据えたということ。突破力を買いつつも、その後のことも考えた人事だということだ」(菅首相周辺)