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国民は知らない…河野太郎、永田町での「本当の評判」と「菅首相との関係」

「実行力」と「発信力」はあるが…

期待の目玉人事

「俺はつくる。ぶち壊すのは河野にやってもらう」

菅義偉新首相は、周辺にこう語ったという。もちろんここで言う「河野」とは、ポスト安倍の一角と見られながら、所属する派閥、麻生派が菅氏支持を決めた途端、出馬を断念した河野太郎氏のことだ。

河野氏〔PHOTO〕Gettyimages
 

周知の通り、今回、河野氏は内閣府の行政・規制改革担当相に就任。防衛相から横滑り人事とはいえ、省庁を持たない行革担当大臣は“格落ち人事”と見られたが、さにあらず。冒頭の弁でも分かる通り、“期待の目玉人事”となっているのだ。

それは、首相臨時代理の5閣僚の順位指定でも明らかだ。臨時代理は、首相が海外訪問時や病気などの理由で職務遂行が困難になった場合に就くもので、あらかじめその順位を決めておくもの。筆頭は麻生太郎副総理兼財務相、2位は加藤勝信官房長官、3位は茂木敏充外相で、4位が河野氏になったのだ。

同じ神奈川県選出の議員として、菅首相の信任が厚いといわれる河野氏。目玉政策である「縦割り行政の打破」に大いなる期待を寄せている。

その河野氏はネットユーザーからの人気が高い。たとえば、安倍晋三前首相の辞任表明を受け、Yahoo!ニュースの「みんなの意見」が実施した「次期自民党総裁、ふさわしいと思うのは?」(実施期間8月28日~9月1日)では、候補者の石破茂元幹事長、菅首相(当時は官房長官)、岸田文雄政調会長(当時)を大きく引き離し、河野氏は得票率61.7%、43万7039票でトップだった。