こんな寮なら入寮したい!の声多数

インスタグラムに日々の「寮のごはん」を投稿しつづけ、現在フォロワーは14万人以上。
「私もその寮に住みたいです!」
「あきこさんのご飯食べたいから入社したい!」

といった賞賛の声が連日寄せられているのが、「寮母あきこ」さんだ。

あきこさんは広島に生まれ育ち、高校卒業後にいくつかの仕事を経てパン屋に就職、しばらくパン職人として働いていた。そのあと、いまも「大将」と呼ぶ定兼庄治さんが営む旅館兼寿司屋に勤務。2年半前、たまたま見た求人に応募して採用され、現在は造船関係の会社の寮の寮母として、月曜から金曜の毎日、昼食と夕食を用意している。30代と40代中心の働き盛りの男性たち向けに、味もボリュームも栄養も考えた料理を作り続け、インスタグラムはその「寮のごはん」を投稿しているのである。

そのインスタグラムが評判となってテレビや雑誌にも取り上げられるようになったあきこさん。先日、お弁当やワンプレートご飯など、見た目にも美味しそうな日々のご飯が『寮母あきこのガツンごはん』(マガジンハウス)という一冊にまとまった。置き弁、おにぎり、夕食、ワンプレートご飯、のっけ丼、そしてキャラ弁とジャンル別に154種類の料理が紹介されている。

中でもすぐに真似したくなるのが、種類豊富なおにぎりだ。インスタグラムでも「えっ、これがおにぎりになるなんて!」「アイデアがすごすぎる!」と評判をよんでいるおにぎりレシピを、あきこさん撮影の写真とともに抜粋してご紹介しよう。 

見た目とインパクトを常に考える

あきこさんは、最初はおにぎりも普通の三角形だったという。でも三角形だと縦にしか並べられず、頂点しか見えない。中身が何かもパッとわからないからつまらない。そこで考えたのが丸いおにぎりだった。1合のご飯で3~4個作る目安だとか。あきこさんは著書の中でこう書いている。

こだわっているのが見た目とインパクト。何がのせられるか、インパクトをどう与えるかいつも考えています。アイデアが浮かぶのは、お風呂に入っている時とか、ふとした瞬間。忘れちゃうから、すぐにメモします。でも見た目は斬新かもしれないけど、味はなるべく定番的なものになるようにしているんです。おかずとご飯が、おにぎりの形をしているという感じですね

では、本書より厳選した20のおにぎりをご紹介していこう。写真はすべて寮母あきこさんご自身が撮影している。

あきこさんは水曜日の昼食を「おにぎりとうどんの日」にしている。おにぎりは1合で3~4個程度の大きさ、うどんの汁はあきこさんがかつて勤務していた宿の大将のレシピだ 撮影/寮母あきこ