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スガノミクスで大号令、「地銀大再編」でこれから起きる「凄いシナリオ」

株価は上がる。ただし…

「菅発言」で地銀業界に激震…!

8月地銀株がTOPIXをアウトパフォームしている(図表1)。中には福島銀行(8562)のように、8月末以降40%も上昇している銀行もある。

自民党総裁候補だった当時の菅偉義官房長官(現・総理大臣)の「地銀は将来的には多すぎる」との発言から再編期待が高まった。加えて、商社株人気に端を発したバリュー株見直しの機運にも後押しされている。

 

では、再編活発化説にはどの程度信ぴょう性があるのだろうか。

要人発言がなかったとしても、再編加速の可能性は高いだろう。理由は、まず第一地銀の数は2011年以降、64行から減っていないことが挙げられる。持株を作る統合は10例程度出ているが、傘下の銀行はそのまま存続しているためだ。

その間、第一地銀全体でみると従業員数は減るどころか若干増加しており、第二地銀が数も従業員も大きく減らしているのと対照的である。