コロナが残酷に奪っていく… photo/iStock

外食業界に大異変…これからもう「食べられなくなる飲食店」がわかった!

大戸屋は大丈夫…なのか?

「もう食べられない」という絶望

「もしそれがもう味わえなくなるとしたら?」という新しい現実に直面していることを皆さんは認識しているでしょうか。新型コロナウイルスの影響で、飲食店の閉店が相次いでいますが、その結果、「もうそれが味わえなくなる食べ物」がこれから先、激増しそうです。

もしこれまであたりまえのように食べられると思っていた大好きなメニューが、ないしは居心地のいいあのお店が、もう食べられなくなる/行くことができなくなるとわかっていたらどうでしょう。みなさんの消費行動も変わっていたのではないでしょうか。「行けるときにあのお店に行っておくんだった」と。

こうした皆さんの感覚に気が付かずに、失敗してしまった例が、マーケティング界では広く知られています。

1985年にアメリカに登場した「ニューコーク」は近年のマーケティング調査史上の最大の失敗から誕生した新製品でした。実はこの時期、アメリカ市場でコカ・コーラはライバルのペプシに顧客を奪われ、業務用市場では首位を守っていたもののスーパーマーケット市場ではペプシに首位の座を明け渡した状況でした。

ニューコーク photo/gettyimages
 

そこでコカ・コーラ社はひそかに市場調査を重ね、ペプシに勝てる新しい味のコーラを完成させました。これが1985年に新発売となったニューコークです。

結果を先に言えば、市場調査では圧倒的にペプシよりもおいしいとされたこの新製品は、消費者からの大ブーイングを受け、3ヵ月後には経営陣はコカ・コーラを元の味に戻さざるをえない事態にまで追い込まれました。