公明党・創価学会が解散総選挙に怯える想像以上に「深刻なワケ」

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島田 裕巳 プロフィール

選挙の力が落ちてきている

それにしても、なぜ公明党は、これほど強固に早期解散、総選挙に反対するのだろうか。

公明党のもっとも強力な支持母体と言えば、日本で最大の新宗教教団、創価学会である。創価学会が、選挙活動に積極的であることはよく知られている。

国政に限らず、選挙が近づくと、創価学会の会員は、投票を依頼するために知人友人の元を訪れる。たしかに高校の同窓生だが、卒業後会ってもいなかったという創価学会員が不意にやってきて、投票依頼するということも各所で見られた。

こうしたことから、創価学会は宗教団体ではなく政治団体ではないかという批判の声も上がってきた。政教分離の原則に違反するのではないかという批判もある。

にもかかわらず、最近の公明党、創価学会は、できるだけ総選挙を遅らせようとしてきた。

 

他の選挙は、国でだろうと地方でだろうと、任期は決まっている。そうした選挙を遅らせることはできないが、衆議院には解散という選択肢がある。総選挙はなるべく遅くしてほしい。それが、公明党、創価学会の今の考え方なのである。